ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.12.09

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.506 公開されました(ゲスト:ホテルニューオータニ 高山剛和氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、メディアラグ

株式会社ニュー・オータニからホテルニューオータニ総支配人 の高山剛和(たかやま・よしかず)さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、ホテルニューオータニの成り立ちについて伺いました。

サミットや即位の礼など日本に世界のVIPを迎えする際、しばしばメイン会場や宿泊ホテルに指名される格調高いホテル、ホテルニューオータニ。

その創業は、元大相撲力士という異色の経歴を持つ大谷重工業の創業者・大谷米太郎(おおたに・よねたろう)氏が、1962年に国から「東京オリンピック開催に向けて多くの外国人客を迎えるためのホテルを作って欲しい」と要請されたことを受け、1964年9月1日、日本初の高層ホテルとして開業したのがはじまりです。

計画当初の日本建築基準では高層ビルの建築許可基準がなかったため、図面を引きながら申請を行い、同時に工事を進行させるという突貫体制で、わずか17ヶ月の工期で地上72メートル、全1,000室のホテルを完成させたそうです。ちなみに現在では一般的な「ユニットバス」が世界で初めて採用されたのがこのホテルニューオータニでした。

「関東大震災の復興需要や太平洋戦争、朝鮮特需などで財をなし『鉄鋼王』と称された米太郎ですが、戦後は観光のような平和産業が日本を富ますと考えたようです。」と語る高山さんのお話を、是非お聴きください。