World Wide Communityを育てる
この行動指針は、ヒトもモノもカネもない、学生ベンチャーとして始まった会社が命からがら生き延びた2003年。
どうして自分たちは生き延びることが出来たのか?というテーマで、当時のクルーが言葉を出し合って創られたものです。
無情で公平な経済市場をサバイブするためのコンセンサスが、この行動指針となりました。
事業が拡張し、組織が大きくなった今でも、会社が忘れてはならない「1st Priority(最高優先順位事項)」として大切に語り継がれています。
私たちは、技術や経験を重要な要素としつつも、それらを単体として機能するものとは捉えません。コラボレーションを通して創発する成果にこそ価値が宿ると考えます。
「ファンコミュニティ」はネットワークで出来ていて、ネットワークがコラボレーションを生み出しています。コラボレーションをサービスとして提供している私たちのチームも、やはりコラボレーションによって創られています。
このメソッドは、クルーがそれぞれのプロジェクトで成果を創出するために必要な事項を7つのパターンランゲージにまとめたものです。それぞれに含まれる4つの段階は、「問題のある状況」「根底にある原因」「解決策」「訪れる理想の状況」を説明しています。コラボレーションのプロフェッショナルとして、クルーは常にこのメソッドを手帳に挟み、現場へ向かっています。
創業20周年を迎えた2016年6月23日、株式会社エイベック研究所は、「研究所」としての役割を終え、「クオン株式会社」として生まれ変わりました。企業姿勢を象徴する標章として、コーポレートブランドロゴ及びコーポレートステートメントを刷新しています。
"Quality"を辞書で引くと、「品質」という訳語が出てきます。
この「質」という言葉には、様々な意味があるようです。
事物の「量」では計りきれない、その多様性に向けた眼差しが、「質」という言葉に込められています。
多様で生き生きとしたネットワーク。それぞれの目的に向けて高品質なネットワーク。
私たちは、メディア、ビジネス、カンパニーそれぞれのキャンバスに
多様で上質なネットワーク(Quality Of Network)を共創して参ります。
QONは「クオン」と読みます。
この字音は、遠い過去または未来のことを指す仏語、「久遠」にも通じます。
私たちも、久遠に広がる視野を持ち、この「つながる時代」を皆さまと共に生きて行きたいと願います。