ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.08.19

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.490公開されました(ゲスト:J.フロントリテイリング 小野圭一氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、J.フロントリテイリング株式会社 取締役 代表執行役社長の 小野圭一さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、J.フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋の成り立ちについて伺いました。

2010年に二つの老舗百貨店の合併により誕生した大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ.フロントリテイリングですが、まずはその2社の成り立ちから伺いました。

まずは大丸ですが、1717年、今から307年前に当時29歳の下村彦右衛門正啓(しもむらひこえもんしょうけい)氏が、京都伏見に呉服店『大文字屋』を開業したのを大丸の創業としているそうです。

一方、松坂屋の方ですが、創業者は織田信長の家臣だった伊藤蘭丸祐道(いとうらんまるすけみち)氏。本能寺の変の後、武士を捨てて商人となり、1611年新しく城下町を築きつつあった名古屋に呉服小間物問屋『いとう屋』を開業。今年で創業413年となります。

ともに歴史のある両社にはさまざまなトリビアが多くあり、そこには歴史に名を残す人々のエピソードもたくさん残っているようです。また両者とも、江戸時代から正しい商売をすることを重んじており、大丸は「先義後利(せんぎこうり:義を先にして利を後にする者は栄える)」、松坂屋は「諸悪莫作 衆善奉行(しょあく・まくさ  しゅぜん・ぶぎょう:悪いことはするな。善いことはせよ)」という精神を持ち続けた商いを行ってきたそうです。 「これらは現在でも、J.フロントリテイリングが最も大事に真群るべき社是として受け継がれているんです」と語る小野さんのお話を、是非お聴きください。