ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.06.03
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社オーダースーツSADAの 佐田展隆さんをゲストにお迎えした第2週目の放送が公開されました。
今回は、オーダースーツSADAの転機について伺いました。
創業101年を向かえたオーダースーツSADAの転機、それは卸から製造業、そして小売へと業態を進化させたことにあると佐田社長は言います。
2代目である茂司氏の時代、テーラーは家族が夜鍋して作るようなところしかなく、納期に間に合わせられない状況だったそうです。そこで2代目はオーダースーツをラインで作る工場を作り、各テーラーが受注したスーツを製造し納めるというビジネスをはじめたそうです。
さらに3代目久仁雄氏の時代にはCADやCAMを導入し、これまで職人が人手に頼って行ってきたパターン起こしや裁断の自動化を実現し、コストと時間を大幅にカットしながら職人の手作り工程と機械化を融合させたシステムを構築、中国にも工場を展開させました。
さらに現社長である4代目がオーダースーツの工場直販をうたい、小売業に進出するのですが、実は最初は小売でビジネスするつもりではなく、「中国製のオーダースーツなんて売れるわけがない」という声に対し、自社の小さなショールームでそれが売れることを証明してみせると考えたことから始まったのだと言います。
「クオリティがしっかりしたスーツがお値打ち価格で販売する事で、そこにニーズがあるはずだと信じていました。」と語る佐田さんのお話を、是非お聴きください。