ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.05.27
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社オーダースーツSADAの 佐田展隆さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。
今回は、オーダースーツSADAの成り立ちについて伺いました。
国内外に自社工場を持ち、高品質なオーダースーツをお手頃な価格で提供しているオーダースーツSADA。その店舗は全国で40店舗以上に及びます。
その創業は1923年、佐田社長の曽祖父である佐田定三氏が番頭として勤めていた服飾雑貨卸売商「米川商店神田支店」が関東大震災で被災。本店は神田支店の再建を諦めたそうなのですが、定三氏は自ら資金を調達し暖簾分けの形で独立し開業したのが始まりだったそうです。
しかしそのお店も第2次世界大戦の東京大空襲で消失、大きなダメージを受けましたが、満州から娘婿(菅原茂司氏)が無事復員、戦後の復興を迎えた社会で「これからは和装ではなく、戦地から戻った若者たちが皆ビジネススーツを着るような洋装の時代が来ると予想し、洋装商材に強い卸に舵を切ったと言います。そして「佐田羅紗店」の名で生地屋を設立、爆発的な売り上げを実現したそうです。
当時はスーツといえば、フルハンドメイドでオーダーするしかない時代、給料2ヶ月分以上したといい、皆分割払いで購入する高級品でした。にも関わらずビジネスという戦地で戦うための「一張羅」として、若い勤め人たちがこぞって購入したと言います。
「ビジネススーツは世界共通で最上級のビジネスにおけるおもてなしのドレスコードなんです」と語る佐田さんのお話を、是非お聴きください。