ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.03.04

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.466公開されました(ゲスト:クワザワホールディングス株式会社 桑澤嘉英氏・第1週目

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、クワザワホールディングス株式会社、及び株式会社クワザワの 桑澤嘉英さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、クワザワの成り立ちについて伺いました。

クワザワは、特に北海道において圧倒的なネームバリューを持つ建設資材や土木資材などを扱う建築資材の総合商社であり、20社におよぶグループ企業によって、「資材販売」「工事施工」「新築・リフォーム」「運輸」「製造」「加工販売」「サービス」これら7つの分野で事業展開しています。

その創業は1933年(昭和8年)現社長の祖父・桑澤清(くわざわ・きよし)氏が44歳の時、小樽にあった『㋝加藤商店』から独立し、札幌市で『㋝タイル煉瓦問屋』を創業したのが始まりであり、今年で創業91年を迎えました。

屋号に表記されている㋝の文字は、セトモノを扱う業者を表していると言います。

元々は長野県生まれの清氏ですが、商売に失敗し家族を残して、単身北海道・小樽に渡り、馬の目利きや、縁日での瀬戸物売り、傘直し、靴の修繕などをしながら流れ歩く、その日暮らしのような生活をしていたそうです。そんなある日、あろうことか小樽の老舗瀬戸物商『㋝加藤商店』の店先で瀬戸物を販売。当然、店の番頭さんたちに追い払われそうになるのですが、その様子を見ていた㋝加藤商店の若主人が、大胆な商売をする清氏に興味を持ち、店に誘ったことがきっかけとなって働くことになったそうです。

その後一生懸命に働き、メキメキと頭角を表した清氏は、若主人を説得して常滑瀬戸タイルの全道一手販売の権利を獲得して営業を開始し、大いに売り上げを伸ばします。

また清氏は札幌の急成長ぶりに注目。若主人に営業所を作ることを提案し『㋝加藤商店札幌営業所』を作り所長となります。

その札幌営業所もすぐに軌道に乗り、清氏が㋝加藤商店で働きはじめて6年が経った頃、若主人はこれまでよく尽くしてくれたという思いがあり、㋝加藤商店の商圏を荒らさないという条件のもと、札幌営業所の店舗と㋝の屋号、清氏が開拓した市場をそっくり譲渡され、クワザワの前身である「札幌㋝タイル煉瓦問屋」を創業します。 「実は、創業時から現在に至るまでクワザワには守護神がいるんですよ。それは・・・」と語る諸岡さんのお話を、是非お聴きください。