ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.02.12

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.463公開されました(ゲスト:米屋株式会社 諸岡良和氏・第2週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、米屋株式会社の 諸岡良和さんをゲストにお迎えした第2週目の放送が公開されました。

今回は、米屋の転機について伺いました。

今年で創業125周年を迎える中でさまざまな転機があったと言いますが、その中でも大きかったのは二代目諸岡謙一氏(良和社長の祖父)の時、積極的に販路を拡大すべく各地の展示会や百貨店での品評会に出品し、自慢の栗羊羹を紹介し好評で売り上げ伸ばした事だそうです。これにより成田山の参道の和菓子屋だった米屋が全国に広まっていきました。

成長する需要に対応すべく二台目は羊羹製造にアルミ箔を使った熱間充填を採用し、商品の日持ちを格段に良くしました。さらにより日持ちが難しい水羊羹を缶入りにすることを思い付き、当時三種の神器と言われた冷蔵庫の普及の波にも乗り、夏のお中元商品として定番化させる事にも成功しました。

良和社長は子供の頃、祖父が厳しくて苦手だったそうですが、社員や地域の人々を非常に大切にしていた人だったと記憶しており、自身が経営者になってみて、立派な経営者だったと思う様になったそうです 「父は私に言わなかったが、祖父は折に触れて家業を継ぐような話をしており、それが刷り込まれたためか、米屋を継ぐ事に抵抗感は無くなっていました」と語る諸岡さんのお話を、是非お聴きください。