ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.01.08

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.458公開されました(ゲスト:株式会社 伊勢半 大町龍氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社伊勢半の 大町龍さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、伊勢半の成り立ちについて伺いました。

今では代表的ブランド「KISSME(キスミー)」をはじめ、少女マンガのヒロインをパッケージに使ったブランド「ヒロインメイク」など、総合化粧品メーカーとして知られる伊勢半ですが、2025年に創業200年を迎えるという老舗企業。

その創業は江戸時代、文政八年に現在の日本橋小舟町に紅の製造・販売を行う「伊勢谷半右衛門」という屋号のお店を始めた時に遡ります。

伊勢半では現在でも「小町紅」の商品名で、200年前と全く変わらない製法で作られた紅を製造していますが、この製法は門外不出の口伝によってのみ伝えられており、伊勢半当主と当主に認められた二人の紅職人のみが製造可能で、伊勢半以外では世界中のどこでも作ることはできないのだそうです。

原料となる紅花の花びらに含まれる赤色色素はわずか1%。紅の抽出には手間がかかり、染料とするには高度な技術と知識が必要とされます。そうして出来上がった高品質の紅は容器に塗り重ねると、不思議なことに美しい玉虫色に輝きます。

「我々しかこれを残していくことができないという使命感が会社の中の共有されているんです」と語る大町さんのお話を、是非お聴きください。