ラジオ「企業の遺伝子」Vol.456公開されました（ゲスト:小田原の鈴廣かまぼこ株式会社 鈴木博晶氏・第3週目）

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、小田原の鈴廣かまぼこ株式会社の 鈴木博晶さんをゲストにお迎えした第3週目の放送が公開されました。

今回は、鈴木博晶社長のキャリアについて伺いました。

1977年大学を卒業後まずは北洋水産に入社。その後鈴廣蒲鉾に入社し1996年に社長に就任されました。

特に両親から強く言われたわけではなく、子供の頃から家業を継ぐことを当然と捉えていたそうです。

大学卒業のタイミングで世界的に200海里漁業水域（EEZ）が設定されたことを受け、これからの水産原料の変化を知ろうと、ベーリング海で遠洋漁業を行う北洋水産の船に船員として6ヶ月乗船しました。台風で漁ができなかった1日を除き、毎日休まず漁が続いたそうです。

当時は資源管理のもと、毎年の漁獲高を守っていれば毎年多くの海の恵みを享受できていましたが、近年は温暖化によって海水温が上昇して、蒲鉾の原料となる魚の生息域も少しづつ変化してきているのがとても気になっているそうです。

「漁労の現場の苦労と同時に、海の環境についても先を見る目線が養えたかと思っています」と語る鈴木さんのお話を、是非お聴きください。