ラジオ「企業の遺伝子」Vol.423公開されました（ゲスト:株式会社 ビデオリサーチ 望月 渡氏・第2週目）

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社ビデオリサーチ 望月渡さんをゲストにお迎えした第2週目の放送が公開されました。

今回は、視聴率について伺いました。

そもそも視聴率調査は中立性、公正性が重視されているため、非常に機密性を重視して実施されており、ほとんどの人は実際どのように行われているのかを知らないのでは無いでしょうか。

視聴率調査が始まった60年前は、モニター家庭にかなり大きな機械を設置し、その機械が試聴しているチャンネルを１分毎に紙テープにパンチして記録するという方式だったそうです。

現在は技術が進み、試聴している番組や広告を音で判別して測定していると言います。望月さんによれば、指紋のように各番組にも「音の指紋」があるのだそうです。

さらに2020年からは全国同一の方式での測定が開始され、全国視聴率や視聴人数も計測できるようになりました。その調査結果の一例では、2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会では全41試合のいずれかでも見た人は日本国内で9300万人（！）いたそうです。

「視聴率で測れるものは単にその番組や広告をどれだけ見たかということだけでなく、番組・広告の価値を表したり、世の中のトレンドはどのように伝わり受け入れられるのかという社会の動きの計測につながっているんです」と語る望月さんのお話を、是非お聴きください。