ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2023.02.07

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.410公開されました(ゲスト:三井農林株式会社 佐伯光則氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、三井農林株式会社 佐伯光則さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、三井農林の成り立ちについて伺いました。

日東紅茶で有名な三井農林、実は日本最古の総合お茶メーカーであり、紅茶や緑茶を中心とした飲料、そして飲料原料の製造販売しています。

その創業は1909年(明治42)、三井合名会社設立に伴い山林課として発足、当時は主に烏龍茶の製造を行っていたそうです。山林事業として北海道の斜里の町づくりや不動産業なども手掛けていました。

創業家である三井家は非常にお茶に対する造詣が深かったため、お茶を自らの事業として成り立たせたいと考えたそうです。

この当時、紅茶は輸入品としては流通していたものの一部の富裕層が舶来品として嗜む程度でしたが、1927年にこれまでの烏龍茶で培った技術を土台に独自の紅茶を製造し、三井紅茶(のちに日東紅茶)として発売します。

「三井は進取の精神を重視してきた企業なので、緑茶しか知らなかった日本の市場に驚きを与えようとしていたんだと思います。」と語る佐伯さんのお話を、是非お聴きください。