ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2022.11.14

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.398公開されました(ゲスト:ニチバン株式会社 高津敏明氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、ニチバン株式会社高津敏明さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、ニチバンの成り立ちについて伺いました。

トリコロールカラーのマークのセロテープで有名なニチバンさん。

オフィスや家庭で活躍する各種粘着テープの他、その独自の粘着技術を活かして医療用、工業用など、幅広い製品を製造販売する企業です。

創業者は歌橋憲一氏。1889年日本橋の調剤薬局の長男として生まれました。

成長し薬剤師となり、家業で高評価を得ていた貼り薬に注目、1918年品川で歌橋製薬所を創業したのが今年104年の歴史を紡ぐニチバンの原点だそうです。

憲一氏は、当時海外からゴム絆創膏が日本に到来し医療機関で重宝され始めていることを知り、創業翌年にはゴム絆創膏「歌橋絆創膏」を誕生させ、国内の絆創膏メーカーのトップに躍り出ます。

そんな順風満帆に思えた歌橋製薬所ですが、第二次世界大戦中の統制会社令により全国25社の絆創膏製造業社が統合することとなり、日絆工業株式会社が誕生。トップメーカーの代表であった歌橋憲一氏が初代社長に就任することとなります。

「25社の会社が一つになるというのは、とても大変なことだったのですが、現在のニチバンにも引き継がれた創業の精神[和親協力・進取向上]を掲げ、より良い製品を提供できる企業として成長し続けました。」と語る高津さんのお話を、是非お聴きください。