ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2022.03.07

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.362公開されました(ゲスト:金吾堂製菓株式会社 碓田剛士氏・第1週目)


当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社金吾堂製菓 代表取締役社長 碓田剛士氏 をゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、金吾堂製菓の成り立ちについて伺いました。

今や全国のスーパー、コンビニで見かける「厚焼煎餅」で有名な金吾堂製菓さんですが、創業は1950年現社長の祖父である碓田 敬さんが、元々あられ屋さんで働いていたこともあり、母親と二人、長野から上京し中野でお煎餅屋さんをスタートさせました。店の裏で煎餅を焼き、それを店頭で売るといった家庭的な小さなお店だったそうです。

屋号の由来となったのは、当時エノケン、ロッパと並び一世を風靡していた、落語家で喜劇俳優の柳家金語楼。まだ戦後間も無く、まだまだ皆が貧しかった時代に、お煎餅作りを通して彼のようにみんなを笑顔にしたいと考え、屋号を「金吾堂」としたそうです。

しかしながらあまり商売が上手ではなかった初代が、大阪の煎餅屋さんに修行に出ていた息子(のちの二代目社長)幸夫さんを呼び戻し、経営に参加させます。
当時は高度成長期、大手スーパーチェーンなどの台頭する中、「今のウチの煎餅づくりではダメだ」と考えた幸夫さん、父親である社長や工場の職人さんと激しくやり合いながら、金吾堂の今日に続く商品開発に取り組みます。

「当時は父も若かったので、それで社内でぶつかっても頑張って新しいものを産み出せたと言ってました。」と語る碓田さんのお話を是非お聴きください。