ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2022.02.07

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.358公開されました(ゲスト:フェスタリアホールディングス 貞松隆弥氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、フェスタリアホールディングス株式会社 代表取締役社長 貞松隆弥をゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

フェスタリアホールディングスの成り立ちについて伺いました。

フェスタリアホールディングスは“festaria bijou SOPHIA(フェスタリア ビジュ ソフィア)”など4つのブランドを展開し、ファッションジュエリーやブライダルジュエリーを企画から製造販売まで行う企業です。
2018年3月に商号を株式会社サダマツからフェスタリアホールディングスに変更し、今年創業102年を迎えています。

その、成り立ちは貞松隆弥社長の祖父である貞松豊市(さだまつ・とよいち)氏が長崎県で創業した貞松時計店に始まります。
当時、長崎県大村市の近くには海軍の基地が置かれ、艦上行動で方向を知るために必要不可欠だった腕時計を製造・修理するための時計職人の養成学校があったそうです。

そこで腕を磨いた豊市氏、20歳で時計修理を開業し飛び込みで営業を始めますが、当時腕時計は高級品であり、修理のためとはいえまだ若く実績もない豊市氏に時計を預けてくれるお客はなかなかいなかったそうです。
それでも他のところでは普通1ヶ月かかる修理を1日で終わらせるなど、持ち前の技術を存分に発揮し、少しずつ口コミで商売を軌道に乗せていったそうです。

しかしクォーツ時計全盛の時代が来て、修理するより買い替えた方が安くなってしまい、2代目の豊二郎さん(隆弥社長の父)がメガネ店へと転進します。
隆弥さんは全く家業をつぐ気持ちはありませんでしたが、そのお父様が倒れ急遽、サダマツを継ぐことになったのですが、そこには銀行からの多額の借入金があり、入社早々にその保証を迫られたそうです。

「親は捨てられないし、自分を育ててくれた家業も捨てられないなと思い、エイやっ!でハンコを押しました」と語る貞松さんのお話を是非お聴きください。