ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2022.01.11

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.354公開されました(ゲスト:チョーヤ梅酒株式会社 金銅重弘氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、チョーヤ梅酒株式会社 代表取締役社長 金銅重弘氏をゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、チョーヤ梅酒の成り立ちについて伺いました。

今年で創業108年になるチョーヤ梅酒ですが、実はワインを作る会社として、現社長の祖父、金銅住太郎氏が1914年に葡萄栽培を開始し、その10年後にワイン製造を始めた恵比須印醸造所がスタートでした。

梅酒作りへの転換のきっかけは、住太郎氏が会社を勇退する記念として渡欧した海外視察旅行。フランス・ボルドーでのワイン作りを実際に見て、今後(輸入が自由化され)海外のウィンが我が国に輸入されるようになれば、日本のワイナリーの勝ち目は薄いと考え、「夢があって結果が出るもの」を自分の息子に残したいと考えた創業者。そのために海外にはない物で、まだ競争相手がいないものとして梅酒に注目、その製造販売に着手したそうです。

しかし当時梅酒は各家庭で作られており、店で買うものとして認知されていなかったため、大変苦しい船出となったと言います。

「私の父親である2代目社長が国税庁に直談判しにいって梅の実入り梅酒を認めてもらうまで、梅酒はなかなか酒屋に置いてもらえたりはしなかった」と語る金銅さんのお話を是非お聴きください。