ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2021.06.28

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.326公開されました(ゲスト:株式会社ゴールドウイン 渡辺貴生氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、株式会社ゴールドウイン 渡辺貴生氏をゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。
今回は、ゴールドウインの成り立ちについて伺いました。

数多くのブランドを展開しているスポーツアパレルメーカーとして有名なゴールドウイン。その始まりは1950年、創業者である西田東作氏が富山県小矢部市で起こした小さな会社、津澤メリヤス製造所にあるそうです。
戦後の困難な時期、末っ子でありながら家族を助けるために、かつて紡績工場に勤めた経験を生かして工場を始め、当時は普通の靴下やセーターなどを作っていたそうです。

スポーツウェアを扱うきっかけは、水泳の全米選手権に出場した「フジヤマのトビウオ」古橋廣之進選手が世界記録を出して優勝したことに感激し「これからは日本でもスポーツを楽しむ時代が来る」と確信、創業3年目でスポーツ用衣料の製造に舵を切りました。
1963年には日本の選手が世界の舞台で活躍することを期待して社名をゴールドウインに変更。
翌年に開催された東京オリンピックでは、日本の金メダルを獲得した中の実に8割の選手が。ゴールドウインのウエアを着用していました。実際、その東京オリンピックの日本の金メダル第一号となったウェイトリフティング・三宅義信氏や「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーチームの着用していたユニフォームが、ゴールドウインの富山本店工場に飾られているそうです。

「有名企業ではなかったがものづくりにおける品質の高さから当社に声がかかり、それが大きなきっかけとなったのだと思います」と語る渡辺さんのお話を是非お聴きください。