ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2021.04.19

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.316放送スタートしました(ゲスト:前田工繊株式会社 前田尚宏氏・第3週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、前田工繊株式会社 前田尚宏氏をゲストにお迎えした第3週目の放送がスタートしました。

今回は、前田工繊流のM&Aについて伺いました。
米問屋に始まり、繊維業、土木建設資材とその事業分野を変化・拡大してきた前田工繊が、現在の様な規模の企業に成長した転機、それが経営の多角化だったそうです。そのために新しい商品材料を自社で開発していくだけでなく、他の企業に対するM&Aによる強化策を選択したそうです。

そのきっかけとなったのは2002年、港湾・海岸・河川・湖等での土木工事において発生する汚濁水の拡散を防止し、環境への影響を最小限に抑える汚濁水拡散防止フェンス、シルトフェンスを製作している知り合いの企業から、継承者がいないことを理由に会社を買ってもらいたいと持ちかけられたことから始まったそうです。すると社長も驚くくらい、今まで自分たちが持っていなかった商材を全国の前田工繊のセールスが売り上げたそうです。
それ以降グループ化する事によるシナジー効果を確信した前田工繊は、「地方のモノ作り企業」と価値共創できるM&A路線を打ち立てました。

地方の会社が地方の会社を元気して、それが地域活性に還元されていく「温かいM&A」を目指しているという前田さんのお話を、是非お聴きください。