ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2021.01.11

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.302放送スタートしました(ゲスト:株式会社大賀薬局 大賀崇浩氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、株式会社大賀薬局 大賀崇浩氏をゲストにお迎えした第1週目の放送がスタートしました。

今回は、大賀薬局の成り立ちについて伺いました。

福岡県を中心に熊本、・佐賀・大分・鹿児島・沖縄の各県で調剤薬局事業とドラッグストア事業を展開している大賀薬局。その創業は1902年(明治35年)、大賀崇浩さんの曽祖父である大賀可壮(おおが かそう)さんが、なんと14歳で筑紫野市の二日市駅前で開業した「大賀商店」が始まりだそうです。
その当時は薬局ではなく、酒、米、タバコ、食料品、衣料品となどを取り揃えた、現在のスーパーマーケットのようなお店だったそうです。創業から7年後の1909年(明治42年)薬種商の免許を取得。以来、医薬品に特化した事業者としてのあゆみが始まり、1927年(昭和2年)には薬品卸売業を開始、会社も福岡のビジネスの中心、天神町に進出しました。
しかし取り引きのあった製薬会社が倒産、やむなく問屋業を閉鎖し、小売薬局として福岡市東区で開業します。

戦後、可壮さんの長男栄一さんが戦争から無事生還されると、可壮さんと二人三脚で奔走し、終戦からわずか4年で天神に再進出を果たします。栄一さんは民間から陸軍に入って少佐にまでなった非常に優秀な方。戦地でも米軍捕虜に対してタバコやお酒を与え、戦争の情報はもちろんのこと、アメリカの最新のビジネスについての情報を収集、そこで得た知識をビジネスにも存分に活かし、単に商品知識だけでなくサービス面などの店員の教育にも力をいれていたそうです。

歴史を切り拓いた大賀薬局の先達たちについて語る大賀さんのお話を、どうぞお聴きください。