ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2020.12.14

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.298放送スタートしました(ゲスト:日本交通株式会社 川鍋一朗氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、日本交通株式会社丸 川鍋一朗氏をゲストにお迎えした第1週目の放送がスタートしました。

今回は、日本交通の成り立ちについて伺いました。

運行車両数およそ8000台、売り上げは日本一、東京だけでなく大阪、京都、神戸など西日本エリアにも事業所を展開する日本最大のハイヤー・タクシー会社である日本交通。
その創業は1928年、創業者である川鍋秋蔵氏が購入した1台から始まりまったのだとか。

九人兄弟の四男だった秋蔵氏は、最初に国鉄(現在のJR)に努めますが、家督を相続出来ない自分でもなんとか立身したいものだと考え、自動車輸入をしていた商社「ヤナセ」に整備士として入社。当時、自動車はかなりのお金持ちしか買えるものではなく、専属のお抱え運転手を雇って運転させるものだった時代、秋蔵氏も運転手として川崎造船に雇われたそうです。
そこで一生懸命に独立資金を貯めて、29歳で「川鍋自動車商会」を起業します。

当時はタクシーという形態が一般的ではなく、今で言うハイヤーのような業態で、大手企業などのいわゆるお偉いさんが料亭などの行き帰りに利用するような時代、秋蔵氏は自らの運転手時代の経験から、そうした料亭の女将さんなどに営業をかけるなどして、お客様を獲得して行ったそうです。

アイデアを駆使した創業者の営業手法を楽しそうに語る川鍋さんのお話を、どうぞお聴きください。