ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2020.10.26

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.291放送スタートしました(ゲスト:株式会社サンリオ 辻朋邦氏・第2週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、株式会社サンリオ 辻朋邦氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。今回は、4世代に愛されるハローキティについて伺いました。

サンリオを代表するキャラクターの誕生のきっかけ。当初は人気作家である「水森亜土」さんや「やなせたかし」さんへデザインを依頼し、業績的にも成功をおさめていましたが、初代社長の「ビジネスはうまく行き始めると真似されてくる。すると競合になってどちらかが淘汰される。」という考え方のもと自社でデザイナーを確保しキャラクターを生み出していくことことに方向を修正。そうした流れの中で生まれてきたのが「ハローキティ」なのだそうです。
ヒットキャラクターとなった「ハローキティー」の誕生、それはサンリオの第1の転機であり、「もしデザインの内製化に踏み切らなければ、おそらく今のサンリオは無かった」と辻さんはおっしゃいます。

1990年代からはサンリオピューロランドやハーモニーパークといったテーマパーク事業に進出。
サンリオがキャラクター商品によるマーチャンダイジングだけでなく、エンターテインメントテーマパークビジネス企業としても大きな変革を遂げました。
当時まだ子供だった辻社長も毎週のように遊びに行っていたそうです。
90年代半ばになると日本国内で「ハローキティー」人気に火がつき、有名芸能人が身に付けた事などで、口コミで全国に拡散していきます。
2000年代に入るとファッションやモードの世界を筆頭に、海外でも「ハローキティ」人気が沸騰。ハリウッドのセレブリティなどがファンであることを公言し、大人の女性たちも含めた世界的カワイイ文化のアイコンにまでになっていきました。

マーケティングでは予想しきれない巨大なヒットの潮流について語る辻さんのお話を、どうぞお聴きください。