ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2020.09.28

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.287放送スタートしました(ゲスト:明星食品株式会社 渡邉玲樹氏・第2週目)

「企業の遺伝子」、明星食品株式会社 渡邉玲樹氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

今回は、商品開発に見る明星食品のDNAについて伺いました。

乾麺の製造でスタートした明星食品が、インスタントラーメンを発売したのは1962年。「明星ラーメンスープ付き」という名のその商品は創業者の一人、奥井さんアイデアで「麺は麺で作り、スープはスープで作る。」というスープ別添方式を採用。
それまでは麺に味付けを施したものが当たり前であったのを、スープを別にすることで格段に味が良くなりました。そして1966年には、現在まで半世紀以上にわたって愛されている「明星チャルメラ」が誕生。これも今では当たり前になっている「お店の味を再現する」というコンセプトのもと、神田にあった当時の人気ラーメン店の味を研究して作り出したそうです。

もう一つの明星食品の大ヒットは、やはり創業メンバーの一人であった谷原さんが手掛けた「明星中華三昧」。高級路線の先駆けとなったこの商品は、一般的ラーメンの倍の値段という高価格ながら[中国4000年の味]のコピーとともに大ヒットしました。
インスタントラーメンは安価な簡便食、出来る限り安く作らなければいけないという制約から解き放たれた開発者たちは大いに発奮したそうです。
渡邉さんが語る、長く市場に愛される商品を生み出してきた明星食品の商品開発の歴史をどうぞお聞きください。