ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2020.07.06

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.275放送スタートしました(ゲスト:野村證券株式会社 池田肇氏・第2週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、野村證券株式会社 池田 肇氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

今回は、野村證券が野村證券であり続ける理由について伺いました。

日本には数多くの金融機関があり、その中には長い歴史を持っているところも多いのですが、創業時の名前がそのまま残っている金融機関は、実は珍しいのだそうです。
野村證券もその歴史の中で合併などの可能性は何度かあったのですが、目先の損得に囚われず、野村が大事にし続けている「清冽な地下水」を流れさせ続けながら、社員を育て、顧客第一主義、調査重視、海外市場への視点、独立独歩の精神を守り続けた結果、95年間野村證券の社名を変えることなく今日を迎えています。

それを可能にしてきたのは、困難を迎えるたびに次世代を生き残るための新たな一手を打つ「攻め」の姿勢。例えば昭和40年(1965年)の証券不況の際には、いち早く時代を見通すため日本初の本格的民間シンクタンクの野村総合研究所を設立したり、2008年のリーマンショックの際には、自身もピンチを迎えている中、リーマンブラザーズの事業継承を行い海外市場でのシェア拡大を目指したりと、野村證券として独自のサバイバルを実践してきました。

「[清冽な地下水]を脈々と流れさせ続け、きちんと汲み上げて、新しい行動を起こしていくことで、最後はお客様が支えてくれた」と語る池田さんのお話、是非お聞きください。