ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2020.04.13

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.263放送スタートしました(ゲスト:江ノ島電鉄株式会社 村上聡氏・第2週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、江ノ島電鉄株式会社 村上聡氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

今回は、江ノ島電鉄の転機について伺いました。

1902年(明治35年)日本で6番目の電気鉄道として開業して以降、いくつもの転機を迎えてきたそうです。
その中でも大きなこととして、昭和30年代後半から40年代年代にかけてのモータリゼーションの台頭によって、江ノ電の利用者数が激減し企業の存続危機とも言える状況になったそうです。しかし、昭和51年に放送が開始され大ヒットしたテレビドラマ「俺たちの朝」の舞台が、江ノ電の極楽寺駅周辺を舞台としていたことで状況は一変。今日でいう「聖地巡礼」の舞台として連日人が押し寄せて経営危機を脱したそうです。

その一方で江ノ電がユニークなのは、モータリゼーションの進展で苦境に立たされたにも関わらず、昭和30年代の終わりころに自動車学校を設立しています。その当時では先進的であった託児所を併設し、女性ドライバーの育成に大きく貢献したと言われています。
新しいことに積極的に取り組むことに抵抗が無いのが、江ノ島電鉄という企業の強さになっているのかもしれません。

そのほかにも、日本で初のラッピング広告(車両自体に商品広告を表示する)を実施したり、日本では非常に珍しかったサウナの経営を始めたりと、チャレンジし続けた江ノ電のお話、是非お聞きください。