ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2019.12.23

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.247放送スタートしました(ゲスト:丸善雄松堂株式会社 矢野正也氏・第2週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、丸善雄松堂株式会社 矢野正也氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

今回は、丸善雄松堂の成り立ちについて伺いました。

丸善雄松堂は、2016年に丸善が雄松堂書店と合併した会社です。丸善は、夏目漱石の代表作『こころ』や、梶井基次郎の『檸檬』、芥川龍之介の『歯車』など、文豪の小説にも登場する由緒ある会社です。

丸善は、近代教育の父と言われた福沢諭吉の門下生であった早矢仕有的さんにより、1869年に創業。はじめは、横浜の地に洋書や医療機器を扱う『丸屋商社』として出発します。

創業当初「地球」という意味を込めて、「丸」の字は「地球」の「球」の字を用いていましたが、「まりや」や「たまや」と間違われたため、「丸」の字に改めたと言います。この「丸」には、新しい時代に世界を相手に商売をしようという意気込みが伝わってくるようです。

丸善は、福沢諭吉の薫陶を受けた早矢仕さんが創業した会社とあって、「近代的な組織だった」と矢野さん。日本初の、ある形態をとった第一号の組織だったと言います。このことは、日本初の会社設立趣意書『丸屋商社之記』にも記されているそう。さて一体、どんな組織だったのでしょうか?

 

■矢野正也(やの・まさや)さん
丸善雄松堂株式会社 代表取締役社長(丸善CHIホールディングス株式会社 取締役) 
1963年生まれ。岩手県出身。東北学院大学を卒業後、1987年に丸善株式会社(現・丸善雄松堂株式会社)書籍雑誌事業部入社。情報図書館システム営業部を経て2005年に教育・学術事業本部E&L(Education & Learning)開発部部長。高等教育における教育、研究事業に加えて、利用者視点に立った新しい学習環境デザインの事業を開発。その後、2012年、図書館サービス事業部長(現・アカデミック・プロセス・ソリューション)、常務執行役員を経て現在に至る。同社は2019年に150周年を迎える。


「企業の遺伝子」は、当社代表 武田隆と知花くららさんが、さまざまな企業のキーパーソンをお招きし、お話を伺うことで、企業の遺伝子を探るFMラジオプログラムです。

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