ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2017.08.28

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.126放送スタートしました(ゲスト:株式会社再春館製薬所 西川正明氏・第2週目)

弊社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、株式会社再春館製薬所 西川正明氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

第2週目となる今回は、再春館製薬所の転機についてお話を伺いました。

西川さんが「転機」として挙げてくださったのは、1993年のテレマーケティングシステム導入と、それに続くセールスのあり方の見直し。電話をかけて積極的に商品の紹介や販売を行ったことで一時期は売上を大きく伸ばしたものの、その攻勢が仇となり、気づけば売上は頭打ち。返品された商品の山が築かれる結果になってしまったそうです。

このことをきっかけに、再春館製薬所では3ヶ月間にわたり一切のセールス電話を停止。全社員を対象に研修を行い、それまでの「積極的にセールス電話をかける」というやり方から、「お客様から電話がかかってくるのを待つ」という現在のやり方に大きく梶を切ったそうです。

今となってはテレマーケティングの成功例として語られることも多い再春館製薬所。お客様からのさまざまな要望や相談に答えるため、さぞや精緻なマニュアルがあるのかと思いきや、「マニュアルは用意しない」と西川さん。いったいなぜ? 春香クリスティーンさんもハッとさせられたその理由は、必聴です。

■西川正明(にしかわ・まさあき)さん
株式会社再春館製薬所 代表取締役社長。1973年生まれ。1992年Le Lycee Francais De Los Angeles(米カリフォルニア州)高校卒業後、株式会社再春館製薬所へ入社、アシスタント職から始め、様々な部署をもつ。同社経営の大きな転換となる1993年のTM(テレマーケティング)改革、現場マネージャー、再春館初の社宅計画プロジェクトリーダーなども努める。主力商品であるドモホルンリンクル7点リニューアル開発の指揮もとり、以降、同社経営企画室プロデューサー就任後、TM現場の建て直し指揮を取るとともに、現在の経営理念となる、「ありたい姿」を提唱。取締役経営統括本部長を経て、2004年代表取締役社長に就任。2007年熊本県上益城郡益城町の「再春館ヒルトップ」に本社を移設。2011年に香港化粧品事業、2012年に台湾化粧品事業を推進し、現在に至る。


「企業の遺伝子」は、弊社代表 武田隆と春香クリスティーンさんが、さまざまな企業のキーパーソンをお招きし、お話を伺うことで、企業の遺伝子を探るFMラジオプログラムです。

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