ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2017.07.10

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.119放送スタートしました(ゲスト:株式会社松翁軒 山口喜三氏・第3週目)

弊社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、株式会社松翁軒 山口喜三氏をゲストにお迎えした第3週目の放送がスタートしました。

第3週目となる今回は、カステラの進化についてお話を伺いました。

卵、砂糖、小麦粉、水飴。カステラの材料はいたってシンプルですが、その配合比によって味や口触りは大きく変わります。よりしっとりした口溶けのよいカステラをつくるためには、材料のバランスをどう調整すればよいのか——ポルトガルから伝来して以降、カステラの歴史はつねに「進化の歴史」でもありました。

松翁軒の現在のカステラも、代々の当主たちの試行錯誤のいわば“結晶”。守るべき伝統は守りつつ、時代に合わせて絶えず進化を続けてきたからこそ、時代が変わってもお客様の心をとらえて離さないのでしょう。「『今が最高』と思ってはいるけれど、『これで終わり』とは思っていない」という山口さんの言葉が胸に響きます。

 

■山口喜三(やまぐち・きぞう)さん
1962年長崎市生まれ。立教大学経済学部卒業後、和菓子店で菓子職人修業を経て、1991年「松翁軒」に入社する。1994年には、スペインで長崎カステラの製法を公開伝授し、450年ぶりにカステラの里帰りを果たす。2007年、戦前に店頭から姿を消していた江戸時代の高級カステラ「五三焼」を復活させる。2009年に11代目当主となり、2011年「カステラ文化研究会」を発足する。2012年の同研究会では坂本龍馬のレシピに則り、引釜を使った炭焼きによって「龍馬のカステラ」を再現させた。2015年から冊子『よむカステラ』の発行人を引き継ぎ、カステラ文化を長崎から発信している。


「企業の遺伝子」は、弊社代表 武田隆と春香クリスティーンさんが、さまざまな企業のキーパーソンをお招きし、お話を伺うことで、企業の遺伝子を探るFMラジオプログラムです。

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