ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2017.07.03

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.118放送スタートしました(ゲスト:株式会社松翁軒 山口喜三氏・第2週目)

弊社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、株式会社松翁軒 山口喜三氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

 

第2週目となる今回は、松翁軒の家訓についてお話を伺いました。

創業家には、今も口伝で伝わる2つの家訓があります。いわく「支店、御殿は建てるべからず」「主人は菓子の製造に携わるべし」。たとえ時代が変わっても松翁軒の“看板”であるカステラの品質を守り抜くための、先達の知恵を詳しく語っていただきました。

そしてもうひとつ、品質を守るために松翁軒が創業以来守り続けているのは、生地づくりから焼き上げまでのすべての工程を、1人ひとりの職人が責任をもって担当するということ。分業したほうが効率は良いはずなのに、いったいなぜ? その理由を教えてくれた山口さんの言葉に思わず息を呑む春香クリスティーンさん、丹精込めてつくられたカステラを改めて味わいたくなったようです。

■山口喜三(やまぐち・きぞう)さん
1962年長崎市生まれ。立教大学経済学部卒業後、和菓子店で菓子職人修業を経て、1991年「松翁軒」に入社する。1994年には、スペインで長崎カステラの製法を公開伝授し、450年ぶりにカステラの里帰りを果たす。2007年、戦前に店頭から姿を消していた江戸時代の高級カステラ「五三焼」を復活させる。2009年に11代目当主となり、2011年「カステラ文化研究会」を発足する。2012年の同研究会では坂本龍馬のレシピに則り、引釜を使った炭焼きによって「龍馬のカステラ」を再現させた。2015年から冊子『よむカステラ』の発行人を引き継ぎ、カステラ文化を長崎から発信している。


「企業の遺伝子」は、弊社代表 武田隆と春香クリスティーンさんが、さまざまな企業のキーパーソンをお招きし、お話を伺うことで、企業の遺伝子を探るFMラジオプログラムです。

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