ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2020.03.16

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.259放送スタートしました(ゲスト:株式会社高政 高橋正樹氏・第2週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、株式会社高政 高橋正樹氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

今回は、高政の転機について伺いました。

東日本大震災当日、当時の社長(先代・三代目)が海外出張中で帰国出来なくなり、日本国内の高政の社員たちは「社長だったらどうするか?」と考えて決断し行動しました。
それは「陸の孤島になり、食べ物が無くなった女川町で、出荷前の笹かまぼこ7万枚を配布する」という事。それだけでなく、たった一つだけ稼働可能にできた製造ラインで12万枚の温かい揚げ蒲鉾を作り、女川、石巻、東松島の避難所で配布しました。

復興に向けても、「立派な建物ができても、人が残らなければ町じゃない」と
考え、働く場を失った女川町民の人口流失を食い止め、定住人口を確保するために、適正人員を超えてまでも雇用を拡大し、多くの人々が前向きにこれからを考えられる気運を生み出しました。

今まで自分たちを生かしてきてくれた女川町を愛するが故に、女川町を守るために、民間企業としてできることは全部やり切る高政の気概には、心が揺さぶられます。是非、お聞きください。

 

■高橋 正樹
株式会社 高政
代表取締役社長
・生年月日
  昭和50年2月24日(45歳)令和2年3月1日 時点

・最終学歴
 平成10年 3月 神奈川大学 経済学部 経済学科 卒業

・職  歴
 平成13年10月 株式会社髙政 入社
 平成21年 4月 取締役 就任
 平成30年 4月 代表取締役社長 就任

 (他 役職)
  女川水産加工研究会 直前会長
NPO法人アスヘノキボウ 統括アドバイザー
  復幸まちづくり女川合同会社 アドバイザリーボード  他

・仕事や活動
仕事①:女川・ミャンマーを拠点に魚肉すり身(蒲鉾の原料)の
製造・販売・技術指導
仕事②:蒲鉾の製造・販売

活動①:開発途上国支援事業TABLE FOR TWOやフェアトレード活動
ミャンマーでの学校経営など社会貢献事業に取り組む
活動②:地元女川町のまちづくりに全般に携わる
活動③:フリーパーソナリティとしてラジオ番組を担当・出演
活動④:オーガナイザー兼DJ 東京都内でイベントを不定期で主催
活動⑤:地元サッカークラブ「コバルトーレ女川」のスポンサー

・趣味
 まちづくり・サッカー応援・ウイスキー・料理・DJ・FireKing収集・社会実験


「企業の遺伝子」は、当社代表 武田隆と知花くららさんが、さまざまな企業のキーパーソンをお招きし、お話を伺うことで、企業の遺伝子を探るFMラジオプログラムです。

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