ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2026.07.06
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、日本農産工業株式会社 代表取締役社長執行役員 小山剛(こやま・たけし)さんとをゲストにお迎えした第2週目の放送が公開されました。
今回は、日本農産工業の養殖ビジネスについて伺います。
「卵が高くなった」。そんなニュースを耳にする機会が増えた今、その背景で何が起きているのでしょうか。そして、私たちの食卓を守るために、どんな挑戦が続けられているのでしょうか。
近年、飼料価格の高騰やエネルギーコストの上昇に加え、鳥インフルエンザの影響も重なり、卵をはじめ畜産業を取り巻く環境は大きく変化しています。さらに、日本の配合飼料は輸入原料への依存度が高く、円安や世界的な資源価格の上昇も大きな課題です。それでも、生産者が安心して生産を続けられる環境をどう維持していくのか。業界全体で国とも連携しながら取り組む現状が語られます。
その一方で、日本農産工業が力を入れているのが、これまで十分に活用されてこなかった国内資源の活用です。例えば、おから。栄養価は高いにもかかわらず、水分が多く腐敗しやすいため、十分に利用されず廃棄されるケースも少なくありません。こうした未利用資源をどう飼料へ生かすのか。さらに、新たな原料として注目される昆虫由来のたんぱく質など、未来の食を支える研究も進められています。
番組では思わず笑ってしまうような興味深いエピソードも飛び出します。「魚は昆虫入りの餌に気づくんですか?」という問いに、小山さんは「気づきます」と即答。急に餌を変えると食いつきが悪くなるなど、魚たちの意外な繊細さも明かされます。長年研究を重ねる飼料メーカーだからこそ知る、生き物たちの奥深い世界は驚きの連続です。
さらに話題は、養殖業の未来へ。天然よりも安定した品質と供給を実現する養殖を支えているのも、実は飼料の進化でした。魚だけでなく、エビやウナギ、競走馬、さらには蚕まで。それぞれの生き物に合わせて設計される飼料の世界には、私たちの知らない技術と工夫が詰まっています。
毎日の食卓を支える卵や魚。その背景には、目立つことはなくても、未来の食を支えようと挑み続ける人たちがいます。食のこれからを考えるヒントが詰まった今回のインタビューを、ぜひお聴きください。