ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2026.06.29
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、日本農産工業株式会社 代表取締役社長執行役員 小山剛(こやま・たけし)さんとをゲストにお迎えした第2週目の放送が公開されました。
今回は、小山社長のキャリアについて伺います。
「配合飼料」の会社と聞いて、どんな仕事を思い浮かべるでしょうか。実は、その仕事は私たちの食卓につながっています。そして、その会社で社長を務める小山剛さんのキャリアもまた、一つの“つながり”の物語でした。
1993年、三菱商事に入社した小山さん。最初に告げられた配属先は「シリョウ部」。ところが本人は「シリョウ」を“ドキュメント”のことだと思い込み、「ずいぶん地味な部署だな」と感じたそうです。しかし実際は“飼料”を扱う部署。そこには世界中から原料を調達するダイナミックな貿易の現場が広がっていました。
商社時代に身につけたのは、売買で生まれる結果に対して説明責任を果たす姿勢。そして、三菱商事が貿易中心の企業から事業投資、さらに事業経営へと変化していく姿を間近で見た経験が、現在の経営にも大きな影響を与えていると語ります。
実は小山さんと日本農産工業との縁は、社長就任よりずっと前から始まっていました。商社時代、輸入飼料の担当として日本農産工業は大切な取引先。その後、三菱商事が同社を子会社化した際には経営会議にも参加し、経営の現場を学ぶ機会を得ます。「社会人としての人格形成は日本農産工業にある」と語る言葉からは、この会社への深い思いが伝わってきます。
そして2023年、自らがその会社の社長に就任。かつて取引相手だった立場から経営者へ。だからこそ最初に取り組んだのは、社員一人ひとりと向き合い、直接話を聞くことでした。全国の拠点を訪れ、自分を知ってもらい、現場の声に耳を傾ける。その積み重ねを何より大切にしたといいます。
そんな対話の中で、小山さんが改めて感じたのが、この会社で働く人たちの魅力でした。牛や豚、鶏、魚など動物を学び、動物が好きだからこそこの会社を選んだ人が多い。「動物が好きな人に悪い人はいない」と笑顔で語る小山さん。その優しさこそが、日本農産工業という会社の大きな強みなのかもしれません。
食を支える企業のリーダーは、どんな経験を積み、何を大切に経営しているのか。その人柄が自然と伝わってくる、温かなインタビューです。ぜひ番組でお聴きください。