ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2026.05.11

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.580公開されました(ゲスト:ヤマトホールディングス株式会社 齊藤泰裕 氏・第3週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、ヤマトホールディングス株式会社 イノベーション推進機能シニアマネージャー 齊藤泰裕(さいとう・やすひろ)さんをゲストにお迎えした第3週目の放送が公開されました。

今回は、齊藤さんのキャリアについて伺いました。

大学時代、ヤマト運輸でアルバイトをしていた斎藤さん。仕分けや配達の現場を経験し、そのまま入社。現場を知る一社員としてスタートしたキャリアは、やがて「宅急便コンパクト」や「匿名配送」など、物流の常識を変えるサービス開発へとつながっていきます。

特に印象的なのが、匿名配送誕生の裏側です。フリマアプリやネットオークションが急速に普及する中、「知らない相手に住所や名前を知られたくない」というユーザー心理に着目。今では当たり前になったこの仕組みも、当時はまだ存在しなかった発想でした。QRコード一つで発送できる仕組みを実現し、“安心して個人同士がつながれる物流”を生み出していきます。

さらに、宅急便コンパクト誕生の背景にも、時代の変化を読み取る視点がありました。スマホケースやゲームソフトなど、小さな荷物を気軽に送りたい――。そんなニーズに応えるため、「ちょうどいいサイズ」と「ちょうどいい価格」を追求。物流を単なる輸送ではなく、“暮らしの変化に寄り添うサービス”として捉えていることが伝わってきます。

そしてコロナ禍。非対面ニーズが急増する中、置き配サービスも一気に加速しました。しかし驚くのは、ヤマトではコロナ以前からすでに「お客様が自分で受け取り方を選べる時代」を見据えていたこと。玄関前、宅配ロッカー、ガレージなど、受け取り場所を自由に指定できる仕組みや、荷物到着をリアルタイムで知らせる機能など、その発想は“配送”という枠を超えています。

番組では、現場感覚を持ちながら、時代の小さな違和感を見逃さず、新しいサービスへ変えていく斎藤さんの思考にも注目です。私たちが「便利になった」と感じる裏側には、どんな視点と試行錯誤があったのか。そのリアルな物語を、ぜひ放送でお聴きください。