ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2026.02.09
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、かどや製油株式会社 代表取締役会長 久米敦司(くめ・あつし)さんをゲストにお迎えした第2週目の放送が公開されました。
今回はかどや製油の転機についてお話を伺いました。
日本の食卓に欠かせない存在、かどや製油のごま油。黄色いキャップの瓶は、世代を超えて親しまれ、まさに“定番”としての地位を築いてきました。創業168年。国内外でトップシェアを誇るこの老舗企業は、長い歴史の中で数々の挑戦を重ねてきましたが、近年、大きな転機を迎えます。
そのきっかけは久米さんが社長として2018年にかどや製油に入られたことです。三井物産でエネルギービジネスを牽引し、海外拠点のトップも務めてきた久米さんが、外部から経営を担う立場となったことで、老舗が抱える“強み”と同時に、“変わりづらさ”も見えてきたといいます。
高いブランド力と安定したシェアを持つ一方で、「同じものを作り続ける」価値観が組織に根付いていたかどや製油。久米さんはそこに、かつて家庭用ごま油や新しい容器に挑戦してきた企業DNAとのズレを感じました。そこで社長就任時に社員へ伝えたのは、「守るべき伝統は守る」「変えるべきことは変える」「失敗を恐れず挑戦する」という三つのメッセージでした。
その言葉を象徴するのが、特定保健用食品としてのごま油開発や、若い世代にごまの魅力を伝えるカフェ事業といった新たな取り組みです。どれも簡単な道ではありませんが、「準備を尽くした挑戦であれば、結果の責任は経営が取る」という姿勢が、社内の空気を少しずつ変えていきました。
老舗企業にとっての転機とは何か。変わる決断は、どのように下され、どんな覚悟が伴うのか。かどや製油がいま立っている分岐点と、その先に描く未来について、久米会長の言葉で語られます。ぜひ番組をお聴きください。