ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2026.02.02
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、かどや製油株式会社 代表取締役会長 久米敦司(くめ・あつし)さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。
今回はかどや製油の成り立ちについてお話を伺いました。
日本の食卓に欠かせない「かどやのごま油」。あの黄色いキャップとお馴染みのラベルは、今や多くの家庭で日常に溶け込んでいる存在です。しかし、その長い歴史の背景には、知られざる挑戦の積み重ねがありました。
創業はなんと安政年間、現在の香川県小豆島。「かどや」という名前の由来は、まさに“通りの角にあったから”。そのシンプルさと土地に根ざした営みが、同社の原点を物語ります。
当初は手延べそうめんに油を塗るための用途だったごま油も、時代とともに高級料理店や天ぷら屋などで広く使われるように。転機が訪れたのは昭和42年。アメリカで家庭用の多様な油が売られているのを見た創業家が、「ごま油も家庭で売れるのでは」と発案。ここからかどやの家庭用展開が始まり、現在の国民的ブランドへと成長します。
さらに、ペットボトル入りごま油を業界に先駆けて開発したのもかどや製油。瓶の重さや持ち運びの不便さに着目し、当時まだ馴染みの薄かった容器に挑戦した背景には、「消費者の声に応える」という一貫した姿勢がありました。
長い歴史のなかで受け継がれてきた企業DNAについて、久米会長は「挑戦し続けること」と語ります。家庭用展開、容器の革新、そして伝統の味を守りながらの変化。そのどれもが「前例がないなら、まずやってみよう」という精神から生まれたものでした。
伝統と革新。その二つを織り交ぜながら歩み続けてきたかどや製油の物語を、ぜひ番組でお聴きください。ごま油の香りの奥にある、知られざる挑戦の軌跡が浮かび上がります。