ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.12.15
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社岩渕薬品 代表取締役社長 岩渕琢磨(いわぶち・たくま)さんをゲストにお迎えした第2週目の放送が公開されました。
今回は岩渕薬品の転機と岩渕社長のキャリアについてお話を伺いました。
創業111年を迎える岩渕薬品株式会社。長い歴史を持つ医薬品卸企業の現在を率いる代表取締役社長・岩渕琢磨さん。今週の『企業の遺伝子』では、岩渕社長のこれまでの歩みとともに、岩渕薬品が大切にしてきた「変わらない想い」についてお話を伺いました。
医薬品業界では、平成以降、企業の合併や再編が進み、規模の拡大を目指す動きが当たり前になってきました。その中で岩渕薬品が選んだのは、全国展開ではなく、「千葉県に根ざす」という道でした。薬をたくさん売ることよりも、地域に暮らす人々のもとへ、必要な医薬品を確実に届けること。その考え方は、代々受け継がれてきたものだといいます。
印象的なのは、戦時中に衛生兵として派遣されていた祖父が、夜ごと砂の上に千葉県の地図を描きながら、戦後にどうすれば県内の隅々まで薬を届けられるかを考えていたというエピソードです。「千葉のために」という想いは、会社の原点として今も息づいています。
一方で岩渕社長自身は、幼い頃から「後継者」と見られる環境の中で育ちました。あえて家業を離れ、大手製薬会社でMRとして8年間、愛知県で営業を経験されたことは、大きな転機だったといいます。そこで学んだのは、相手の立場に立って考えること、そして「自分ではなく相手のために動く」ことの大切さでした。
企業は誰のために、何のために存在するのか。岩渕社長の穏やかな語りから、地域とともに歩む企業の姿が自然と浮かび上がってきます。経営の話でありながら、人の物語としても楽しめる回です。ぜひお聴きください。