ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.12.08
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社岩渕薬品 代表取締役社長 岩渕琢磨 (いわぶち・たくま)さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。
今回は岩渕薬品の成り立ちについてお話を伺いました。
1914年創業、今年で111年を迎える老舗企業・岩渕薬品株式会社。
地元・千葉県を中心に医薬品の卸売を行う同社の歴史には、単なるビジネスを超えた“地域との深い絆”があります。
創業者・岩渕剛さんが、江戸時代蘭学が盛んだった地域背景をもつ千葉県佐倉市で薬局を開いたことからスタート。自ら薬を学び、作り、地域の人々の健康を支え続けました。
熱病が流行した時代には、冬場の氷を保存する“氷室”を自ら建て、苦しむ人々に氷を届けるなど、地域のために行動する姿勢を貫いてきました。
「我が社は顧客のために存在し、社員と共に栄える」――
その経営理念は、薬の提供だけにとどまらず、地域の課題に正面から向き合い、今に続く企業の原点ともなっています。
また、岩渕家は代々、町長や市長、市議会議長など、地域のリーダーとしても活躍してきました。だからこそ「地域に支えられてきたからこそ、地域に還元する」という精神が自然と企業文化として根付いているのです。
「なぜ地域なのか?」という問いに、岩渕社長は「地域の皆さんがいて、自分たちがある」と語ります。
そう、岩渕薬品は、“地域とともに生きる”という在り方を、100年以上かけて形にしてきたのです。
創業の原点から未来への展望まで、じっくりと語られた今回の放送。 ビジネスの原点にある“人へのまなざし”に、きっと心動かされるはずです。ぜひ、お聴きください。