ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.09.29
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社富士薬品 DX戦略推進本部 薬品マーケティング統括部長の友田光泰(ともだ・みつやす)さんをゲストにお迎えした第3週目の放送が公開されました。
今回は富士薬品の転機についてお話を伺いました。
P&Gや外資系製薬会社でマーケティングの腕を磨いてきた友田さんが、富士薬品に入社したのは2018年。そこには、“消費者不在”だったかつての富士薬品を変えるという強い使命感がありました。
商品開発は勘と経験まかせ、ブランドガイドラインもなく、同じ企業の商品なのにロゴも名称もバラバラ。そんな状況に対し、友田さんは「真っ暗な森の中を手探りで歩くようなものだった」と振り返ります。
そこから始まった改革は、STP戦略の導入、ポートフォリオの整備、そしてブランディングの再構築へ。
すべての製品に六角形のシンボルを統一して入れる――この“形”に込めた想いには、創業の原点である配置薬営業のDNAがありました。お客様に配っていた富山の紙風船。それがモチーフになっていたのです。
「モチーフひとつにも、伝えるべき“物語”がある」
ブランドは記号ではなく、企業の魂を映す鏡であると語る友田さんのお話をどうか聴いてください。