ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.09.22
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社富士薬品 DX戦略推進本部 薬品マーケティング統括部長の友田光泰(ともだ・みつやす)さんをゲストにお迎えした第2週目の放送が公開されました。
今回は富士薬品の転機についてお話を伺いました。
もうすぐ創業100年を迎える富士薬品。その長い歴史のなかで、大きな転機となったのが1986年。2代目社長・高柳貞夫氏の決断により、富山に自社工場を構え、製造業への参入を果たしました。これは当時の配置薬業界では“常識外れ”の挑戦でした。
きっかけは、社長が訪れたイギリス。年間400店の薬局が潰れる中、成長を遂げる企業の共通点が「自社製品=プライベートブランド」の存在だったことに衝撃を受け、自社製造の道を選んだのです。
メーカー任せでは価格に限界がある。顧客にもっと良い薬を、より安く届けたい。そんな想いから、経験ゼロの状態で製造ノウハウを一から学び、最新設備を導入。社員の幸せを願い、未来に向けた投資を恐れず動いたその姿勢は、あくなき挑戦と成功を諦めないものでした。
さらに1992年、富士薬品はもう一つの転機を迎えます。ドラッグストア事業への本格参入。配置薬・製造・調剤薬局と広げてきた事業の延長に、自社製品をもっと広く届ける手段として「セイムス」などのドラッグストア展開が加わったのです。
「トップになっただけでは満足しない。もっと世の中に役立つ会社にしたい」と語る友田さんのお話をどうか聴いてください。