ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.09.15

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.546公開されました(ゲスト:株式会社富士薬品 友田光泰氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社富士薬品 DX戦略推進本部 薬品マーケティング統括部長の友田光泰(ともだ・みつやす)さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、富士薬品の成り立ちについてお話を伺います。

1930年、富山県で創業した富士薬品。そのはじまりは、家庭に薬を「預けておく」独特の商い、いわゆる“置き薬”でした。お金をいただくのは、使った分だけ。使わなければ一切請求しない。これは単なる販売手段ではなく、「必要な時に、すぐに使える安心」を届ける信頼のビジネスモデルです。

創業当時、配置薬業界はほぼすべてが個人経営。そこに法人という仕組みを持ち込み、「業界のトップになる」という明確なビジョンを掲げたのが、2代目社長・高柳貞夫氏。「売上も、利益も、社員の給料も、日本一にしたい」という強烈なリーダーシップのもと、会社の名前も“日本一の山”にちなんで「富士薬品」と改められました。

今では、全国約250万世帯に配置薬を届け、ドラッグストア「セイムス」も約1200店舗を展開するまでに成長。しかし、根幹にあるのは今も変わらず“信頼”です。

たとえば使用期限切れの薬は、無償で交換。お金はいただかない。買いに行けない高齢者や過疎地の住民にとっては、暮らしのインフラそのもの。さらに最近では、災害対策として自治体との連携も進んでいます。

「富士薬品は、単に薬を売る会社ではなく、いつでも頼れる存在として、使った分だけ信頼されることを90年以上目指している企業です。」と語る友田さんのお話をどうか聴いてください。