ニュースリリース 2023.03.03

【プレスリリース】これって…もしかして認知症!?「親と私の“元気!長生き!”コミュニティ」最新レポート公開

産経新聞社(東京都千代田区/代表取締役社長:近藤哲司)とクオン(東京都港区/代表取締役:武田隆)が共同で運営し、太陽生命保険株式会社(東京都中央区/代表取締役社長:副島直樹)が協賛する「みんなで話そう、100歳時代 親と私の“元気!長生き!”コミュニティ」は2023年3月現在、17,000人以上のユーザーが、自身や親の健康について自由に語り合う場として成長を続けています。本リリースでは、本コミュニティに関する最新のレポートを公開します。

本コミュニティでは、健康をテーマにさまざまな世代が語り合う場であると同時に、協賛社である太陽生命保険が、「認知症保険」など、社会的にニーズの高い商品・サービスを通じて、日本の「元気!長生き!」を支えていることや、それにまつわるさまざまな取り組みへの理解促進を目的に運営しております。

ユーザーを対象にした健康に関する意識調査2回(2022年3月と8月)と、コミュニティで交わされたコメント(※1)などを合わせたクオン独自のデータ分析によると、太陽生命保険の取り組みを理解したユーザーは、さまざまなユーザーの、「健康意識に関する本音」へ共感を寄せていることも確認されました。

運営開始から2年目となる本年は、世代ごとの「健康意識に関するユーザーの本音」をさまざまな切り口から可視化し、コミュニケーションを深めていけるよう、運営してまいります。

(※1)
・コメント集計期間 :2021年11月~2022年9月
・調査機関(調査主体):クオン株式会社
・調査対象:本コミュニティユーザー
・コメント数:14,462件

「親と私の“元気!長生き!”コミュニティ」URL
https://www.beach.jp/community/TAIYO-SEIMEI

■「もしかして認知症?」の瞬間とは

コミュニティでは、親子のキャラクターが“コミュニティスタッフ”として「親と私の“元気!長生き!”コミュニティ」内のコミュニケーションを活性化しています。

今回、コミュニティスタッフがユーザーに投げかけたテーマの中から、特に子世代から反響のあった「『もしかして認知症?』と感じたことはある?」について(※2)、共感を集めていたコメントをご紹介いたします。

(※2)※1の集計結果より、子世代(30代~50代)のコメント数が多かったものをピックアップ

●コミュニティユーザーのコメントから
「もしかして認知症?」と感じたことはある?
コメント上段が「家族や自身が『もしかしたら認知症かも…?』と感じたことはある?どんな時にそう感じたか教えてね。」、下段が「認知機能・もの忘れにおいて対策していることがあれば、併せて教えて!」の回答になります。

from:makoさん
穏やかで優しかったのに、急にお金に関心を持ちだし、通帳を隠しだした時。
初期の頃は、訳も分からず正論を言っていましたが、
①忘れないようにカレンダーの裏紙を使って食卓テーブルの上に大きなメモを残す事にしました。
②時計はデジタルにしないと段々分からなくなります。
③お金は一緒に探してあげる事で不信感をもたれないようにします。
信頼関係を築く事が一番!教えたり、諭したりしてはいけないんですね。

from:Peach Melon Cherry Fizzさん
親戚の90代の方が、転倒し骨折したのをきっかけに動けなくなり、記憶力も急激に低下してしまいました…
食事の栄養バランスだけでなく、運動やコミュニケーションも、脳への刺激に大切なのだな、と思いました。

from:バニラルルさん
母ですが、買い物で会計のとき小銭は出さず、お札しか出さなくなってきている。
高齢になって来たからといって、できていることには手を出さないようにしています。

from:りこぴんさん
整理整頓、片付けが大好きだけれど、最近どこにしまったか記憶にないことが増えた。
大事なことは、ノートに記録しておく。忘れたら思い出すまでよく考える。たいていのことは時間をかければ思い出すが、とうとうわからずじまいだったことも増えた。

from:とんためこさん
親の蛇口の閉め忘れ、鍵の掛け忘れが増えました。
しっかりしてよ!と思っていましたが、最近は不安になってきました。
注意すると悲しそうなので、張り紙をしています。

■「もしかして認知症?」になる前に。予防策の検討を

本コミュニティでは、上記テーマについて、認知症を感じた瞬間については「人の名前が思い出せない」「物がどこに行ったかわからず、人が盗んだり隠したりしたせいだと疑う」「同じ物をいくつも買ってくる」などをあげるユーザーが多くいました。また、対策においては、自身は「脳トレ」「会話」などを意識しつつも、既に症状が進行している親などに対しては、「メモを貼る」「適当に言い分を合わせる」「薬」など、日々の対処に苦労している人が多い様子が伺えます。

太陽生命保険担当者によると、認知症の予防に効果的なのは、「脳トレ」「適切な睡眠」「適度な運動」。同社では、無料で利用できる「健康増進アプリ」=写真=や、認知症にならないための予防も含めた取り組みをサポートする「ひまわり認知症予防保険」、認知症予備軍である軽度認知障害(MCI)発症リスクを早期発見できる「MCIスクリーニング検査プラス」など、予防段階からお客様をサポートするサービスを取り揃えていることを、コミュニティ内でもご紹介しています。

同担当者は、「認知症は完全に治療する方法はまだないが、リスクを早期発見して予防に取り組むことで、発症を防げる可能性も高くなる。コミュニティを通じて早期発見や予防が可能だということについても理解が広がれば」と話しています。