ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.04.14
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、慶應義塾大学 名誉教授の國領二郎(こくりょう・じろう)さんをゲストにお迎えした第3週目の放送が公開されました。
今回は、國領先生のキャリアについて伺いました。
1982年に東京大学経済学部を卒業後、日本電信電話公社(現在のNTT)に入社された國領先生は、企業派遣でハーバード・ビジネス・スクールに留学。MBAに加え、経営学の博士号も取得されました。
帰国後はNTTを退職し、1993年より慶應義塾大学大学院経営管理研究科の助教授としてアカデミックなキャリアをスタート。その後は経営管理研究科教授、総合政策学部教授、同学部長、さらに慶應義塾常任理事などを歴任し、現在も多方面で活躍を続けていらっしゃいます。
福澤諭吉の思想に共鳴していたという國領先生にとって、慶應とのご縁は「必然だった」との思いだったそうです。
また、アメリカでの研究者生活を通じて「思っていることはすべてテーブルに出し、激しく議論を重ねることで新たな道が開ける」というスタイルを体得。こうした経験から、國領先生は次のように語ります。
「いまのように不確実性が高まる時代には、ただ決められた道を粛々と進むだけでは足りません。多様な意見を受け入れ、あらゆる可能性を探りながら、創造的な解決策を模索していくことが不可欠だと思います。」
混迷する現代社会において、道を切り拓くための示唆となる國領先生のお話を、ぜひお聴きください。