ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.03.31
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、慶應義塾大学 総合政策学部教授の國領二郎(こくりょう・じろう)さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。
今回は、慶應義塾大学 総合政策学部の成り立ちについて伺いました。
みなさんご存知とは思いますが、慶應義塾大学は1858年、福澤諭吉さんが、現在の中央区明石町開いたに蘭学塾をはじまりとする今年、創立167年になる名門の私立大学です。
そんな慶應義塾大学が、社会の変化を感じ、今までの縦割り教育では?という問題意識から文理の壁をとっぱらった学部の必要性を感じ、1990年に湘南藤沢キャンパス(SFC)で総合政策学部・環境情報学部を開設したそうです。
グローバル化が進み、人・物・情報の流通が拡大化していく中、例えば環境問題をとってみても、経済やテクノロジー、気象や地域文化など、多層的な視点が解決に求められ複雑化している中で、それに対応できるような学問の場を作らなければいけないという想いで生み出された学部だと、國領教授は言います。
「創立者である福沢諭吉先生も、明治維新で西洋文明が日本に持ち込まれた際に、その本質とは何かを考え、その社会的背景や地政学、経済的な意味を考え新しい時代に対応できる学問を提唱されていたんです」と語る國領教授のお話を、是非お聴きください。