ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.09.17

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.494公開されました(ゲスト:チューリッヒ保険会社 西浦正親氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、チューリッヒ保険会社会社 日本における代表者および最高経営責任者の 西浦正親さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、チューリッヒ保険会社の成り立ちについて伺いました。

世界210以上の国と地域で、保険商品・サービスを展開している「チューリッヒ・インシュアランス・グループ」のアジアの重要拠点として1986年に日本に設立されたチューリッヒ保険会社。

その前身となるのは、スイス海上保険会社の子会社として親会社の海上再保険、いわゆる「保険会社の保険」を引き受ける1869年にスイスで設立した「保険協会」だそうです。

その保険協会は、1872年に社名を「チューリッヒ運輸・事故保険有限会社」に変更し、新しい分野である傷害保険に参入したのが本国「チューリッヒ」の成り立ちであり、今年創業152年を迎えます。

日本に設立した1986年当初は、世界の名だたる企業(※スイスの製薬会社など)の日本法人向けの企業保険の証券発行業務が主だったそうですが、1996年、保険業法が改正され、保険制度の規制が緩和・自由化。さらにその2年後に、自動車保険も自由化。これを機に市場は大きく変化。それまで同一の補償内容であれば、保険料は各社横並びでしたが、保険が自由化されると、各自動車保険会社の裁量で保険料を定められるようになり結果、各社の競争が促進され、リスク細分型の保険が登場します。

「日本市場において代理店ネットワークを持っていませんでしたが、個人向けに保険商品を販売することを考えると、これからは日本にもダイレクト トゥ コンシューマの潮流が確実にくると考え、踏み出しました。」と語る西浦さんのお話を、是非お聴きください。