ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.09.09
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、J.フロントリテイリング株式会社 取締役 代表執行役社長の 小野圭一さんをゲストにお迎えした第4週目の放送が公開されました。
今回は、J.フロントリテイリングの今とこれからについて伺いました。
小野さんのお話では、これからのJ.フロントリテイリングに求める人材像はwill(意思)をもった人だそうです。
これまでのように企業が出した指示に従業員が従い、その頑張りに応じて企業が報いるという関係性を転換し、従業員の個人個人が会社のリソースを使って自らがやりたい事を実現し、企業はそれ自らの成長に繋げていくという形を、難しけれども目指したいと小野さんは言います。
さらに将来に向けてコンテンツを開発、獲得、保有することを目指す取組も始めるそうです。
現在はインバウンド需要により、百貨店業界はコロナ前の2019年度の営業利益を上回る好調が続いていますが、どこのお店も同じようなインターナショナルなラグジュアリーブランドが売れている状態です。
小野さんはこのまま進むと同質化が進み、差別化できなくなるという危機感をもち、自ら商品や知的財産権を保有するコンテンツホルダーを目指しています。
そのためローカルコンテンツに着目。全国の中核都市の出店拠点で、その近隣エリアにまだ隠されている魅力的なコンテンツを発掘して全国に発信していこうとしています。
「本来、私たちはリテーラーとして、まだお客様が知らない魅力的なものを紹介していく役割が求められていたはず。売れるものをしっかり集めていればそれで良いではない。既知のモノより未知のモノを紹介したいんです」と語る小野さんのお話を、是非お聴きください。