ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2024.09.02
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、J.フロントリテイリング株式会社 取締役 代表執行役社長の 小野圭一さんをゲストにお迎えした第3週目の放送が公開されました。
今回は、J.フロントリテイリング グループの転機について伺いました。
2007年、J.フロントリテイリングが発足し、その3年後の2010年に大丸と松坂屋が合併し、株式会社大丸松坂屋百貨店が誕生します。
バブル崩壊以降、売り上げがどんどん落ちている時代での合併でしたが、小野さんは統合のニュースをネガティブにはとらえずに、ワクワクした気持ちで受け取っていたといいます
統合後、すぐにトップ級の人材交流から始まり、大丸の本店格・心斎橋店と梅田店の店長に、松坂屋出身の店長松坂屋の本店格・上野店と名古屋店には、大丸出身の店長がおかれ、これは変わるぞ と全社員が思ったと感じられたそうです。
また両社は商圏あまり重なっていなかったのでライバル感は少なかったこともあり、合理的な合併、「幸せな結婚」だったと小野さんは言います。
それに対し2012年にパルコ仲間入りした時は、全くの異文化との共存になったそうです。小野社長も翌年、パルコに異動。百貨店から見て、学ぶべきところがあるということでの研修出向、バイヤー経験もないのに、いきなりリーシング部門に配属、苦労したそうですが、時を経る中でJFR内にもパルコ出身者が増え、共に働くことで良い関係が築かれつつあるそうです。
「パルコと大丸松坂屋の協業が始まって12年。今では若手同士が共同で企画したり、パルコの中で大丸松坂屋の担当者がサポートするケースも珍しく無くなりました。グループで改めて結束を固めて、新しい挑戦をしていこうと考えています」と語る小野さんのお話を、是非お聴きください。