ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2022.04.11

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.367公開されました(ゲスト:株式会社ナガオカトレーディング 西 武司氏・第2週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社ナガオカトレーディング執行役員 営業部長 西 武司氏 をゲストにお迎えした第2週目の放送が公開されました。

今回は、ナガオカの転機について伺いました。

1982年CDが日本に入ってくるとレコード需要はどんどんと縮小してしまいます。日本の音楽ソフト市場は世界でもCDへの切り替わりが最も早く進んだ市場だったそうです。
当然、レコード針やクリーナーなどの関連アクセサリーでビジネスしていたナガオカも大打撃を受けます。

あまりにも急激な変化にすぐに対応が取れない状態に、2代目社長 長岡栄一氏は一大決心をし、会社の「黒字精算」を行います。
誰にも迷惑がかからぬようにと、まだ黒字状態であったにも関わらず、取引先への支払いを滞りなく済ませ、従業員にもきちんと退職金を出して再就職も斡旋して、海外向けレコード針の生産継続のため山形の工場だけ残して、1989年ナガオカは解散しました。

しかし日本中のレコードユーザーから毎日のようにやめないで!というハガキが山のように届き、山形ナガオカに加えて、ナガオカ精密(山梨県大月市)と販売会社ナガオカトレーディング(東京・渋谷)を新設、復活を果たしました。

「レコードが世にある限り、レコード針を作っていこうと、栄一社長は決心したんです」と語る西さんのお話を是非お聴きください。