ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2026.11.02

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.605公開されました(ゲスト:日の丸交通株式会社 富田和孝 氏・第4週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、日の丸交通株式会社 代表取締役 富田和孝(とみた・かずたか)さんをゲストにお迎えした第4週目の放送が公開されました。

今回は、日の丸交通の今とこれからについて伺います。

「タクシーに、ドライバーがいない時代がやってくる」。

そんな未来が、いよいよ現実になろうとしています。

創業76年を迎える日の丸交通株式会社が、新たに挑戦するのは「ロボタクシー」。代表取締役の富田和孝さんは、イギリスのAI企業Wayveの技術を日産リーフに搭載し、Uberのアプリで呼び出せる自動運転タクシーの実現に向けて準備を進めていると語ります。

しかし、その構想には意外な特徴があります。

それは、最初から完全無人にはしないということ。

運転席には、経験豊富なプロのドライバーが乗車。AIによる運転を監視し、万が一の際には人が操作に介入する。技術の進歩を信じながらも、安全を守るために人の力を残すという選択です。

富田さん自身も試験車両に何度も乗り、実用化に向けた準備を進めています。まずは人が監視する形で運行実績を積み重ね、将来的には完全無人の自動運転を目指すといいます。

では、ロボタクシーが普及したら、タクシードライバーの仕事はなくなってしまうのでしょうか。

富田さんの答えは、むしろ逆でした。

人口減少によってドライバー不足が深刻になる未来。ロボタクシーは移動手段の不足を補い、一方で人間のドライバーは、高齢者や障害のある方、妊婦さん、子どもなど、きめ細かなサポートを必要とする人々を支えていく。

AIと人間が競い合うのではなく、それぞれの強みを生かして共存する。そこに、日の丸交通が描く新しい公共交通の姿があります。

そして富田さんが見据えるのは、さらにその先の100年後。

空飛ぶタクシーや小型ジェットを活用し、国内だけでなく海外へも、安全で快適な移動を一貫して届ける。幼い頃から飛行機に憧れていた富田さんの夢が、会社の未来像にも重なります。

戦後、一台のタクシーから始まった日の丸交通。その挑戦は、地上から空へ、そして世界へと広がろうとしています。

「腕よりも心で運転」という創業以来の理念は、AIの時代にどう受け継がれていくのか。 人とテクノロジーがともにつくる移動の未来。富田さんが語る、次の100年への挑戦に迫ります。