ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2026.04.13

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.576公開されました(ゲスト:樋屋製薬株式会社 坂上聡太氏・第3週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、樋屋製薬株式会社 代表取締役社長 兼COO 坂上聡太(さかのうえ・そうた)さんをゲストにお迎えした第3週目の放送が公開されました。

今回は、坂上聡太社長のキャリアについて伺いました。

幼い頃から家業を見て育ちながらも、当初は事業承継を強く意識していたわけではなく、「外で自分の道を切り拓く」という考えのもと、一般用医薬品メーカーで経験を積んだ坂上社長。しかし、社会的意義の大きいこの業界への関心は自然と強まり、「人の役に立つ仕事」としての確かな手応えを感じていたといいます。

転機となったのは、家業への入社。外での経験を経て戻ったからこそ見えたのは、長い歴史を持つ企業ならではの強みと同時に、時代とのズレという課題でした。特に、主力商品である樋屋奇応丸の認知が若い世代に届いていない現実は、データとしても明らかに。そこで坂上社長が最初に取り組んだのは、「現状を正しく知ること」でした。

導き出した答えは、これまでのやり方を大きく転換する挑戦。従来の“知っている人に伝える”発信から、“今まさに困っている人に届ける”発信へ。夜泣きに悩む子育て世代に向けて、「薬という選択肢がある」ことを伝えるコミュニケーションへと舵を切りました。それは、自社の弱点を直視し、あえてさらけ出す決断でもありました。

印象的なのは、ユーザーの行動への深い理解です。夜中に検索が集中するというデータから見えてきたのは、誰にも頼れず、切実に悩む親たちの姿。単に商品を売るのではなく、その不安に寄り添う存在でありたい——そんな思いが、今の取り組みの根底にあります。

伝統を受け継ぎながらも、変えるべきところは大胆に変える。その覚悟と実行力は、どこから生まれるのか。坂上社長のキャリアに込められた意思を、ぜひ番組でお確かめください。