ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.12.22
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、株式会社岩渕薬品 代表取締役社長 岩渕琢磨(いわぶち・たくま)さんをゲストにお迎えした第3週目の放送が公開されました。
今回は岩渕薬品の変革についてお話を伺いました。
創業111年を迎えた岩渕薬品株式会社。その変革の鍵となったのが岩渕琢磨社長です。
創業100周年の目前、2011年に岩渕薬品に“戻ってきた”岩渕さん。かつて営業マンとして働いた愛知から、家業へと舞台を移し、新たなスタートラインに立ちました。「出遅れたくなかったんです」――そう語る言葉には、次の100年への強い決意がにじみます。
社内に最初に吹き込んだ風は、“フラットな関係性”。年功序列の文化が根強く残る中で、あえて先輩後輩の垣根を超える挑戦を仕掛けました。結果は“誰にも支持されなかった”という苦いスタート――しかし、ここで見えた「変えねばならぬ現実」こそ、変革の出発点だったのです。
若手が未来を見据えて手を挙げられる組織へ。その第一歩として弟とともに立ち上げたのが「出てこいやセミナー」。次代を担うメンバーが自ら学び、語り、支え合う場は、今では幹部人材を多数輩出する場に育ちました。
社内制度も大きく刷新。評価・給与制度にまでメスを入れ、「どうしたら上に行けるのか分からない」という若手の閉塞感を、一つひとつほぐしていきました。
そして岩渕社長自身は「ドラムのようなリーダー」でいたいと言います。目立つよりも、全体のリズムを支える存在として、皆が心地よく力を発揮できる舞台を整える。それが、自身の役割だと語る姿は、静かだけれども確かな響きを持っていました。 老舗企業に訪れた変化の風。その裏にある人と組織の物語を、どうぞ耳で味わってみてください。