ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.10.14
当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、花キューピット株式会社 代表取締役社長の吉川登(よしかわ・のぼる)さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。
今回は花キューピットの成り立ちについてお話を伺いました。
花を通じて人の想いを届ける――その仕組みはいつから、どうやって生まれたのか?
始まりは昭和28年、ある駐留軍兵士が「アメリカの妻に花を届けたい」と訪れた一軒の花店から。まだ宅配網すらなかった時代に、お花屋さん同士が全国で連携し、“遠くの誰かへ花を贈る”という文化を築き始めたのが、花キューピットの原点です。
現在では全国約4,000店舗がネットワークを結び、その日注文した花が当日に届く仕組みを実現。実はこれ、ただの物流ではなく、“花屋が花屋を信じて託す”という信用と誇りに支えられた仕組みなのです。
エリアを超えて想いを届けるには、手間もコストもかかる。けれど、「贈りたい」「受け取りたい」――その気持ちがあるなら、どんな山でも越えて届ける。そんな“人”の想いが、このネットワークを支えてきました。
戦後の焼け野原から始まった「贈る文化」は、いまECを通じてさらなる進化を遂げています。番組では、花キューピット誕生の物語とともに、全国の花屋たちが今も支え合いながら育ててきた信頼のネットワークに迫ります。
「花を贈りたいお客さんと受け取って喜ぶお客様がいるならば、何があってもお届けしたいという一念で始まったんです」と語る吉川さんのお話をどうかお聴きください。