ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2025.07.22

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.538公開されました(ゲスト:伊那食品工業株式会社 代表取締役社長 塚越英弘氏・第1週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」で、伊那食品工業株式会社 代表取締役社長の塚越英弘(つかこし・ひでひろ)さんをゲストにお迎えした第1週目の放送が公開されました。

今回は、伊那食品工業の成り立ちについてお話を伺います。

本社を長野県伊那市におき、主に寒天や天然ゲル化剤の製造・販売を行う伊那食品工業は地元を中心に全国に15の直営店を構え家庭で手軽にゼリーやババロアなどを作れる「かんてんぱぱ」ブランドなどを展開している企業です

創業から60年以上、増収・増益の企業で、その経営手法は日本を代表するグローバル企業からも注目されています。

冬の寒さを活かし、海のない長野で生まれた“寒天文化”を、通年生産へと昇華させた技術革新。その挑戦の裏には、失敗の連続と、若き経営者の不屈の闘魂がありました。創業期、何度も赤字に沈む中で現れた一人の青年──それが、現社長・塚越英弘氏の父であり、「事実上の創業者」とも言える塚越寛氏です。

貧困、闘病、そして働けることへの感謝。そうした原体験こそが、「社員の幸せを最優先にする」という理念を生み出したと塚越社長は語ります。

「売上は目的ではない。人が幸せになることが、企業の存在理由だ。先代からのそんな強い信念が、今の伊那食品工業を支えているんです」

“ぶれない”経営者の背中を追った言葉と想いを、ぜひ番組でお聴きください。